はてなはハイクの「実況」を「隔離」すべき

先日のWBC「ルパンvsコナン」で僕も実況に加わってて、「実況」のおもしろさを実感した。
「実況」とは、2ちゃんにも各種実況板があるくらいだが、
要はその番組が放映されている時に、その番組のキーワードにひたすらエントリが集まる状況だ。
友達らとテレビを見ている「リアル実況」と違うのは、「ノイズ」がない点だ。
リアル実況だと隣の友達の声が聞こえてくる。
聞きたくもないウンチクを述べられても「シラネーヨ!」となる。
が、ハイクの実況の場合、当然ながらテキストでしかない。
気に入ったエントリに対しては☆をつければいいが、
見たくなければスルーすればいい。
自分で情報の取捨選択ができるというのが、「リアル実況」との違いだ。
一人でテレビにツッコミを入れてるよりは、
ハイクで実況してる方が圧倒的に面白いし、ある種の「一体感」が出てくる。


「実況」はWBCやら「ルパンvsコナン」のような特番以外でも、
毎週放映されるドラマやらアニメでも行われている。
これは賛否両論あるようだ。
Recent Entriesのページはやはり注目度が高いようで、
実況以外でも論争が起こると、嫌がるユーザーが出てくる。
個人的にも、Recent Entriesをメインに、
面白いエントリにスターをつけたり、リプライしてたりので、
たしかにRecent Entriesをひとつの話題で「乗っ取られる」のは、
あまり好きではない(といいつつ、「実況」してるのは・・・サーセンw)。


で、いっそのこと、はてなは実況を「隔離」したらどうだろうか?
テレビ局にハイクを売り込のだ。
番組と提携して「番組専用ハイク」を設けて、そこで実況を楽しんでもらう。
これなら実況したい人もまわりを気にせず実況できるし、
イカー以外も実況の楽しみが味わえる。はてなも儲かる&知名度アップする。

もちろんリアルタイムで自由にコメントを入力できるコンテンツを設けるというのは、
かなりのリスクがある
(ある程度NGワードを設定しておけば、過激な発言はシャットアウトできるとは思う)。
が、新しいテレビの楽しみ方として、アリではないだろうか。

ハイクをやってると、Twitterなどのミニブログの楽しみ方って、
時間を気にしないゆるいつながりと、その逆の「実況」にあると思う。
実況により、ユーザー同士も一体感を得られるし、
番組に対しての愛着もより向上するのではないだろうか。

ワンセグやHDDレコーダーが出てきて、
リアルタイムでテレビ番組を見る必要はなくなってきたし、
視聴率も以前と比べれば正確であるとは言いづらいだろう。
だが、「実況」はリアルタイムだからこそ味わえる楽しみ方だ。
実況が広まれば、少しは視聴率にも影響があるかも・・・しれない。


どうでもいいが実況がゲシュタルト崩壊した。
「況」って変な漢字だな。